工房で働く女性からみる、前向きにワクワク働くということ

コミュニティファクトリーで働く女性たちのライフジャーニーを追いかけていく本シリーズ、今回は縫製チームで働いているシーソックサンの仕事から、工房のミシンチームの仕事を紹介します。
第一回「SUSU3人の女性のライフジャーニーを追いかけて」はコチラ


皆さん、カンボジアからこんにちは!シーソックサンです。コミュニティファクトリーで働いて4年目になります。そして今は、ミシンチームのシニアとして働いています。

工房に入学するとまずはトレーニーから始まります。そしてトレーニー、ワーカー、シニア、チームリーダーとポジションが上がっていきます。職業技術、ライフスキルの成績などによってポジションが決まります。ポジションがあがるとお給料も上がるので、ポジションがあがれるように、もっと頑張ろうという気持ちになります。
ミシンチームは全部で4つあり、各チームにそれぞれのポジションの人がバランスよく配置されています。

プロフェッショナルとして、ものづくりを仕事とする

わたしはSUSUのすべてのアイテムを作ることができるのですが、とくに得意で作るのが楽しいアイテムがあります。
それはトートバック(Sサイズ)です!実はトートバック(Sサイズ)は作るのが難しくて苦手に思っている人が多いアイテムでもあるんです。

トートバック(Sサイズ)を縫う工程は10ステップあり、そのすべてを1人で担当します。
私は1日に4つのバッグを縫いあげることができます。
では、トートバック(Sサイズ)を縫い上げるステップをご紹介します。

*トートバック(Sサイズ)ができるまでの10ステップ*
1. まず、持ち手部分を縫うところからスタート
2. バックの底になるいぐさと下地(厚紙)を縫い合わせる
3. キャンバス生地をパターン(型)に合わせて切る
4. 2で作った底の部分をキャンバスと縫い合わせる
5. 内布を縫い合わせる
6. 台形型に布を縫い、マチをつくる
7. ポケット部分を作り、内側に縫い合わせる
8. 開口部分と持ち手部分を縫い合わせる際に使う布にアイロンをかける
9. 持ち手部分を縫い合わせる
10. 開口部分に金属ボタンを取り付けて完成!

いつも心がけているのは、商品が汚れるのを防ぐために仕事をはじめる前にミシンをクリーニングし、商品を縫う前にもう一度汚れがないかチェックすることです。
また、品質の高い商品を作るため、まっすぐに縫うことにも気をつけています。

ミシンの技術をもっともっと身につけて、よりクオリティの高いSUSUのアイテムをつくること、SUSUの新しいアイテムができたときにいち早くその作り方を覚えてそのアイテムに携わることがしたいです。

憧れの存在、チームリーダー

左から2番目がシーソックサン。真ん中がチームリーダー。

私は、チームリーダーになることに興味があります。
チームリーダーはミシンの技術レベルがとても高く質問すると何でも教えてくれるだけでなく、チームリーダーのおかげでチーム内で良いコミュニケーションができているからです。チームのメンバーはチームリーダーのおかげでモチベーション高く働くことができていると思います。わたしにとって憧れの存在です。

チームリーダーになるためには、自分の仕事のことだけではなくてチーム全体のこと、チームのメンバーのことにもっと気を配ることができるようにならないといけないなと思っています。


いかがでしたか?
シーソクサンが生き生きと自信をもってコミュニティファクトリーで働き、自分の現状に満足せず成長しようと奮闘している姿が伝わったでしょうか?

工房には彼女のように、生き生きと働き、ワクワクと前向きに人生を送っている女性たちがたくさんいます。
SUSUはそんな女性たちを応援するだけでなく、「前向きにワクワク生きる」人生をすべてのカンボジアの人たちが送れるようにこれからも一歩一歩進んでいきます!